住友林業に相手にされない理由!事前の対策とすでに門前払いされている場合の考え方

「住友林業に相手にされなかった…」そう感じてしまうと、とても心細いものです。しかし原因を知り、事前に準備を整えれば、防げるケースが多くあります。
本記事では、住友林業で相手にされないと感じてしまう理由や防ぐための対応策、そして万が一門前払いされた場合の考え方について整理しました。
住友林業に「相手にされない」!?考えられる理由

「住友林業に行ったのに、きちんと話を聞いてもらえなかった」
「門前払いのように感じた」——そんな声も耳にします。
もちろんすべてのお客様に誠実に対応している会社ですが、状況によっては相手にされないと感じる場面があるのも事実です。
主な理由には次のようなものが考えられます。
- 年収・予算ラインが合わない
- 飛び込みで住宅展示場を見学した
- お申込み制度に同意をしていない
- 見学時の態度が悪かった
- 家族ではなく単独で見学に来ている
- 繁忙期・決算期に見学や相談をしている
- 希望や条件が曖昧すぎる
- 競合他社との比較をしすぎている
ここからは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
年収・予算ラインが合わない
住友林業は高価格帯のハウスメーカーに位置づけられます。
土地込みで検討する場合、一般的な間取りと立地であれば総額7,000万円前後は見込んでおいた方が安心です。
もちろん条件によってはもう少し抑えられる場合もありますが、理想と予算が大きくかけ離れていると、別のメーカーを勧められてしまうこともあります。
飛び込みで住宅展示場を見学した
住友林業に限った話ではありませんが、予約をせずに住宅展示場へ行くと、担当者が不在で十分に対応してもらえないことがあります。
繁忙期などは特に、飛び込み見学では「きちんと話を聞いてもらえなかった」と感じやすいかもしれません。
展示場の見学は、事前予約を欠かさないようにしましょう。
お申込み制度に同意をしていない
住友林業には「お申込み制度」と呼ばれる仕組みがあります。
これは5万円を預けることで本格的なプラン作成や見積りを依頼できる制度のことで、この制度に同意していないと、図面や見積もりをきちんとつくってもらうことができません。
それを知らずに住友林業に問い合わせた結果、「何もしてくれなかった」と感じる方もいます。
※5万円は契約に至らなかった場合は返金されます。契約まで進んだ場合も、契約金の一部として補填されます。
見学時の態度が悪かった
営業担当者も人間です。見学時に横柄な態度や不誠実な対応をしてしまうと、真剣に話を進めてもらえないことがあります。
特に大手メーカーの担当者ほど「この方と一緒に家づくりをして大丈夫か」を見極める傾向があるようです。
家族ではなく単独で見学に来ている
住友林業では、家族全員の希望やライフプランを大切にした家づくりを重視しています。そのため、ひとりだけで見学に来ると「まだ真剣に検討していないのでは」と受け止められてしまうこともあるかもしれません。
もちろん下見の意味での単独訪問も可能ですが、本格的に話を進めたい場合はご夫婦やご家族で訪問する方が、担当者も熱意を持って対応してくれるでしょう。
繁忙期・決算期に見学や相談をしている
決算期や年度末は、多くの顧客対応や契約業務が重なる繁忙期です。この時期に初めて相談すると、担当者が十分に時間を取れず、結果的に「軽く扱われた」と感じることがあります。
住友林業の家づくりは打ち合わせや提案にも時間をかけるため、できれば落ち着いた時期を選んで見学や相談をすると、丁寧な対応を受けやすくなります。
希望や条件が曖昧すぎるから
「とにかく広いリビングが欲しい」「木の家が好き」など漠然とした要望だけでは、担当者も具体的な提案につなげにくくなります。
結果として「温度差がある」「相手にされなかった」と感じやすくなることも考えられるでしょう。
希望や条件は完璧でなくても構いませんが、予算や暮らし方のイメージをある程度整理しておくと、担当者との話し合いがスムーズに進みます。
競合他社との比較をしすぎている
複数メーカーを比較すること自体は大切ですが、会話の大半が「他社ではこうだった」「もっと安くできるメーカーがあった」といった話になると、住友林業の担当者も困ってしまうかもしれません。
住友林業には、住友林業ならではの良さや事情などがあります。比較はほどほどにし、まずは住友林業に何を期待するのかを伝えることが、良い関係づくりの第一歩です。
住友林業に相手にされない・門前払いを防ぐための対応策

せっかく展示場を訪れても「真剣に取り合ってもらえなかった」と感じるのは、とても残念なことです。しかし事前に準備を整えておけば、営業担当に誠意を持って向き合ってもらえる可能性はぐっと高まります。
ここでは、住友林業で門前払いを避けるために心がけたい対応策をご紹介します。
事前に予算感・希望を整理しておく
予算が大きく乖離していると、丁寧に対応してもらえないことがあります。まずは住友林業の費用感を知ることが大切です。
大きさ(坪) | オプション・外構込みの坪単価 | 建物・外構込みの総額 |
20 | 183万円 | 3,663万円 |
25 | 172万円 | 4,303万円 |
30 | 163万円 | 4,875万円 |
35 | 157万円 | 5,495万円 |
40 | 152万円 | 6,060万円 |
45 | 146万円 | 6,570万円 |
50 | 141万円 | 7,025万円 |
60 | 135万円 | 8,100万円 |
70 | 128万円 | 8,969万円 |
上記は二階建ての目安ですが、30坪であれば建物+外構込みで約4,800万円ほどの費用が必要にあります。諸経費や土地を加えると7,000万円前後が現実的です。
こうした数値を把握したうえで相談に臨むと、担当者との会話がスムーズになり、真剣に検討している姿勢を伝えられるでしょう。
展示場は必ず予約して訪問する
飛び込み見学では、担当者が不在だったり、十分に時間を割いてもらえなかったりすることがあります。必ず事前予約を行い予定を確保してから訪問することで、担当者も準備を整えられるため、対応にも違いを感じられるでしょう。
家族と一緒に展示場に行く
家づくりは家族全員の希望を踏まえて進めるもの。ご本人だけで訪問すると「どこまで現実的な話なのだろう」と担当者が困惑し、具体的な話まで進まないことがあります。
可能であればご夫婦やご家族そろって足を運び、希望や不安をその場で共有するのが理想的です。家族全員が参加している姿は、営業担当にとっても真剣度の高さの表れになります。
紹介制度を活用する
住友林業には「紹介制度」があります。
これは現オーナーからの紹介で住友林業を結ぶ制度のこと。申請をしている方は住友林業から「真剣に検討している人」と判断され、展示場に訪れた際も一層力を入れたサポートを受けられます。
家づくりの熱意を伝える上で、もっとも手軽で有効な手段のため、住友林業で家づくりを検討している方は、ぜひ活用しましょう。
また、紹介制度は対応が手厚くなるだけでなく、契約時の割引を受けられたり優秀な営業担当や設計士を優先的にアサインしてもらえたりなど、さまざまなメリットがあります。
ただし展示場でアンケートに個人情報を記入してしまうと制度が使えなくなってしまうため、訪問前に必ず申請を済ませておくと安心です。以下から、お気軽にご相談ください。※ご相談の際には紹介制度を希望するメーカー名の記載をお願いいたします。
紹介制度に関することは、以下の記事で解説しています。紹介制度をより詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
すでに「相手にされてない!」と感じている場合はどうするべき?

もしも住友林業で「思うように取り合ってもらえなかった」と感じた場合でも、そこで諦めてしまう必要はありません。
選択肢を広げたり、担当を変えることで状況は変わることがあります。
担当営業を変えてもらう
熱意や提案力に不安を感じる場合は、遠慮なく担当の変更を申し出てもよいでしょう。
本人には言いづらいと感じる場合は、他のスタッフや支店長など、別の人に伝えても構いません。
営業担当者との相性は、家づくりに大きな影響を与えます。「この人になら安心して一緒に理想の家をつくれる」と思える担当者に巡り合うために、できることから問題を解消していきましょう。
他社メーカーに目を向ける
住友林業だけが家づくりの選択肢ではありません。自分の希望や予算に合ったハウスメーカーを探すことで、もっと納得できる住まいづくりにつながることがあります。
ミタイエでは、ご希望内容や予算をもとに適切なハウスメーカーをご提案するサービスをご用意しています。ご相談方法は当サイトの問い合わせページからご申請いただき、簡単な質問にお答えいただければ、担当者から後日、ご連絡を行います。
相談感覚で気軽に家づくりの方向性を検討したい方は、ぜひご活用ください。
ご自身の目で各社を比較してみたい方には、複数メーカーのカタログを一括で取り寄せるサービスもあります。プランやデザインを眺めながら検討を深めたい場合に、きっと役立つでしょう。
まとめ
住友林業で「相手にされない」と感じる背景には、予算や希望の不一致、見学の仕方など、いくつかの要因があります。しかし事前に準備を整えておけば多くの場合は防ぐことができ、家づくりの相談も前向きに進められるでしょう。
もうひとつの方法としておすすめなのが、モデルハウスではなく実際に建てたオーナー宅を見学することです。
オーナー宅の見学ではモデルハウスよりも現実的な間取りや仕様を、そのまま体感できます。
さらに、メーカー担当者とオーナーが同席するため、家づくりのプロと経験者、両方から一度に話を聞けるのも大きな魅力です。「相手にされないかも」という不安を抱くことなく、率直な意見や経験談を聞ける貴重な機会になるでしょう。
住友林業の平屋を検討している方は、ぜひミタイエのおうち見学をご活用ください。生きた体験談に触れることで、きっと家づくりのヒントが見つかるはずです。
また、おうち見学をせずに紹介制度のみ活用することも可能です。こちらもぜひ、以下からお気軽にご相談ください。※ご相談の際には紹介制度を希望するメーカー名の記載をお願いいたします。
紹介制度に関することは、以下の記事で解説しています。紹介制度をより詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
まずはハウスメーカー比較をしてみたい方は、各ハウスメーカーのカタログを一括で取り寄せるサービスもご用意しております。手軽にメーカーを見比べることができ、とても便利です。
こちらもぜひ、ご利用をご検討ください。