玄関を開けると木の香り。母への思いやりが息づく住友林業の家

関西で住友林業の住まいを建てたMさんご夫妻。関東から関西への移住、ご主人のお母さまとの同居から始まった家づくりは、ご夫婦にとって大きな節目でした。

完成した家は、ウォルナットの木の気配に包まれた落ち着いた佇まいです。

「玄関を開けた瞬間から、気持ちが上がるんです」

そう語るお二人の笑顔からは、今の家への深い愛情が感じられます。

Mさんご夫妻が家を建てたきっかけやこだわりのポイント、そして住み始めてからの本音まで。今回のインタビューには、これから家づくりを考える方へのヒントがたっぷり詰まっていました。

物件番号1110
ハウスメーカー住友林業
エリア関西圏
建物大きさ・間取り32坪/2LDK
建物の金額4,000万円台
家族構成ご夫婦2人(当初はお母様との同居を予定)

家づくりを始めたきっかけは?

奥さま:じつは夫の母が関西で一人で暮らしていたんです。私たちは当時は関東に住んでいたので、月に一度は関西に通って、義母の生活の手助けをしていました。でもだんだん時間的にも体力的にも厳しくなって。

なのでもう、「3人で暮らせる家をつくって、同居しよう」と思ったんです。

ご主人:最初は積水ハウスやダイワハウス、地元工務店なども比較しました。でも展示場の予約をしたとき、返信が一番早かったのが住友林業だったんです。

さらに展示場に入ったときに、木の気配に圧倒されてしまって。最終的に、住友林業を家づくりのパートナーに選びました。

▲完成したMさんご夫妻のご自宅は、住友林業の家。

家づくりでこだわったポイントはどこですか?

奥さま:たくさんあるんですが…まず最初にお願いしたのは階段です。義母の以前の家は急な階段で危険だったので、とにかく緩やかで安全にしてほしいと伝えました。

▲ゆるやかで安全性の高い階段は、お母さまへの思いやり。お二人の老後にも、重宝しそうです。

ご主人:僕は外観にこだわりました。正面の外壁に窓を一切つけず、大きなキャンバスみたいな壁にしたい、と設計士さんに伝えたんです。

そうしたら設計士さんから「外壁のキャンパスに、シンボルツリーの影を映すなんてどうですか?」と提案があって。すごく僕のイメージとぴったりで、すぐに採用しました。

▲ご主人こだわりの外観。シンボルツリーの影が写り込み、まるで絵画のよう。

奥さま:あと玄関扉は自動ドアにしました。鍵を出さなくても開くので、荷物が多いときや雨の日にすごく便利です。義母がシニアカーで帰ってくるときのために導入したんですが、今は私たち自身にとっても欠かせない機能ですね。

▲鍵に反応して開くドア。両手がふさがっているときなどはとくに便利です!

ご主人:それと、リビングにカーテンをつけないという暮らし方。「カーテンレスにしたい」と設計士さんには伝えていて。目隠しフェンスを後からつけて実現しました。外とつながっているような抜け感がすごくいいです。

▲庭もリビングの一部として。外構は住友林業の関連会社に依頼したそうです。

家づくりの際に不安だったことや迷ったことはありますか?

奥さま:最初は不安もあったのですが、でも営業さんが私たちに合う設計士さんを選んでくださって。その方との相性がとても良かったんです。

設計士さんは「ご家族で普段通りに会話してください」って言って。私たちの会話を聞きながら必要なものを拾い上げてプランにしてくれたんです。そうして上がった最初の提案が、そのまま完成形でした。

ご主人:間取りも外観も、プランができてからは一度も変更していません。打ち合わせは10数回くらいで、本当にスムーズで。本当に良い担当者の方に巡り会えて、トラブルもなく安心して進められたと思います。

▲必要な物を、必要な分だけ取り入れて。Mさんご夫婦の等身大に合わせた家づくりができたそう。

今のおうちのお気に入りポイントを教えてください。

ご主人:わが家の玄関は壁面に本物のウォルナットのウッドタイルを貼っているのですが、玄関を開けた瞬間に木の香りが広がるんです。家に帰った途端にリラックスできる感じがします。

奥さま:私のお気に入りも玄関です。私の中で玄関=収納力なので、靴箱は何となく茶色で背が高いものをイメージしていたのですが、仕上がった玄関はミドルサイズの白の靴箱で。最初「私の靴、おさまるのかな?」と思ったのですが、ばっちりでした!

▲ウォルナットのウッドタイルと白い靴箱のコントラストが美しい玄関。

ご主人:あと僕は、やはり外観がお気に入りです。夜、木の影が映る外壁を眺めながら外でビールを飲むのが最高です。近所の人からは「あの家のご主人、また自分の家眺めながらビールを飲んでる…」って思われてるかもしれないけど(笑)

▲ご主人にとって、わが家の外観は名絵画!

では逆に、今の家の中で「こうすればよかった」と思うポイントはありますか?

ご主人:大きな後悔はないですね。ただ、僕たちの生活には「ただいま手洗い(廊下に設けられた洗面台)」は必要なかったかもしれません。1階のトイレも同じです。

▲あると便利、だけどお二人の生活にはなくても良かった廊下の洗面台。

奥さま:2階のトイレも少し広すぎましたね。広いと使い勝手は良いのですが、掃除の面積が増えるでしょう?なので、もう少しコンパクトで良かったと思います。

総合的に、今の家の住み心地はいかがですか?

ご主人:満足しています。やっぱり帰ってくると落ち着きますね。

奥さま:同じく最高です。玄関開けたときから、もうほっとします(笑)。

家づくりの先輩として、これから家づくりを行う方へのアドバイスをお願いします。

奥さま:「自分の軸をぶれさせないで!」これに尽きると思います。

インスタやYouTubeを参考にするのはいいんですけど、情報に振り回されると自分の軸がぶれてしまいます。他人の家にあるものが、自分たちの暮らしに必ずしも必要とは限らない。

ご主人:たとえばわが家の場合だと、広いトイレがそうだよね。

奥さま:うん、「トイレは広いほうがいい」「数も2箇所以上あったほうが便利」という方が多いかもしれないけど、私たちにとってコンパクトなトイレが1つあれば十分だったよね。

なので、映えよりも自分たちの生活スタイルに合うかどうかを大事にしてほしいですね。


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